究極の焼酎を求めて
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究極の焼酎を求めて
金本亨吉

定価: ¥ 1,365
おすすめ度:

発売日: 2008-11-14
発売元: 小学館
焼酎ブームが終わった今・そしてこれから
著者は東京都・池袋の居酒屋「BETTAKO」の二代目店主。
焼酎ブームの頃に焼酎に関する本や雑誌をよく読んでいた人なら知っているでしょう。
ブームが終わり、焼酎の売り方も数年前までのやり方では通用しなくなってきている。
“森伊蔵”“魔王”“村尾”のようなスーパープレミア焼酎は一度飲めば十分。
それらが他を圧倒するほど群を抜いて美味しいわけでもないことをもうみんな知っている。
いまはその段階を一段超えて、自分が本当に美味しいと思う焼酎を好きな飲み方で気軽に飲む時代へと変わってきています。
著者や蔵元など、焼酎に深くかかわる人たちとの座談会は読み応えがありました。
プロだからいえる厳しい意見がバシバシ出てきて、究めた人でないと言えない言葉の数々にハッとさせられます。
それにしてもこの人は研究してる。頭が下がる思い。
たくさんの蔵元を訪ね歩き、その焼酎の魅力を最大限に引き出す飲み方を研究している。
ロックで飲むときに、ほんの少しの軟水を加えるとグッと美味しくなる・・・とか、
お湯割りやお燗を何度に設定すると美味しいかまで細かく記してあって、この答えを導き出すまでの努力を考えるともう・・・・・。
“究める”ってこういうことなんだろうなぁ。
著者と同じく飲食業に携わる者として、襟を正す思いです。
私も方向をあやまらずに頑張ろう(^o^)/
自分を信じて、気楽に味わう
よくわからないが盛り上がってる焼酎に対して、
冷水をぶっかける感じです。
焼酎、特に芋焼酎は不可解な、それこそサブプライム的なバブル状態が続いてたのではないですか。
我々も眼を醒まして、自分が素直に美味しいと思う焼酎を、
買いたいときに買ってくつろぎましょう。定価で。
筆者の「正直に、自分の味覚を信じて」の言葉は琴線に触れます(金銭ではないですよ?)。
自分が美味しいと思うものを好きに飲みましょうよ。
この本が「究極」です。
焼酎に「通じた」筆者は、焼酎とそれにかかわる人々の情けにもまた「通じた」漢(おとこ)である。酒を知り、薩摩日向球磨の人と情けを知り、その酒を客に供することが如何なる事かを常に考えている金本氏が、今回すばらしい本を上梓した。
「この本は人情もしっかり蒸留されてます」(編集女史)という言葉に間違いなし。
楽しく(美味しく)読んだあとに、心地よい余韻が静かに響いてくる。まさしく上質の焼酎のようだ。こういう「焼酎本」にはまずお目にかかれない。必読です。
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