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にっぽん蔵々紀行 (光文社文庫)



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にっぽん蔵々紀行 (光文社文庫)
勝谷 誠彦
にっぽん蔵々紀行 (光文社文庫)
定価: ¥ 680
おすすめ度:
発売日: 2004-06
発売元: 光文社

酒蔵の文学
 2000年に講談社から出た単行本『にっぽん蔵本名人記』の改題・文庫化。
 もともと雑誌『宝石』で連載された、都道府県ごとに造り酒屋をまわっていく紀行文の、前半をまとめたのが本書。石川、鳥取、高知、香川など26府県が収められている。
 酒蔵を取材した紀行文だが、著者の日本酒への並々ならぬ思い入れが伝わってきて、なかなか濃い一冊であった。酒米について、精米の度合い、同じくらでも銘柄ごとの味の変化。特に味に関しては鋭い感覚を持っているようで、こだわりの文章が続く。
 酒蔵のある街の描写、蔵本や杜氏との会話にも、独特のものがある。
 文章も変わっている。紀行文というよりは、純文学的な筆致。ひとによっては気に入るのかも知れないが、私には、ちょっと内容とあっていないように思えた。
 また、酒蔵をどうやって褒めるかという点に腐心しすぎているようにも感じた。やりすきでわざとらしい。
 続巻の『続・にっぽん蔵々紀行』では、本書で取り上げられなかった、残りの都道府県が扱われている。

「日本蔵元名人記」の文庫版です
加筆されているので文庫もよいのですが、この本に関しては是非A5版を手にとってほしいと思います。装丁もよいですし。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062104598/qid%3D1124174787/250-9030393-6986643
日本酒が好きな方もそうでない方も是非読んでほしいです。レビューは上記リンク先に載せたものをコピーさせてください。
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この人の文章力に私はあこがれます。
捉え方によっては大した文章ではないかもしれませんが、強引なまでの語り口は読む者を惹きつけます。推理小説/ミステリ分野でいう島田荘司のような印象。
この本に限らずやや右寄りな(文字通り右翼っぽい)ところに両論ありそうですが、それを加味しても充分書物として読むに値する作品です。
日本酒に関する本は珠玉混合なのですが、この本はお奨めできます。"日本"、"日本語"、そして"日本酒"。一貫した主張に貫かれた日本酒紀行文、是非ご一読を。

君は、読んでから飲むか、飲んでから読むか?
文庫オリジナル続刊とあわせて、全都道府県制覇。
激しいさあふれる海外ルポ、あるいは、イラクの事件がらみ、
最近では某タレント暴行事件がらみで著者名がマスコミにでるが、
この書のようなほっこりするような紀行文もかけるんだ、と驚いた。
酒をのむ楽しみは酒の味わいについてであるのは勿論だが、それと
同様にその酒に物語、オーラみたいなものを味わいたいと思う。
この本はそんな欲望を満たしてくれる。

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